飲食店のブランドカラーと写真|店の色と料理の色をぶつけない考え方

query_builder 2026/10/16 飲食店 写真撮影
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飲食店のブランドカラーを決めたものの、料理の写真にどう反映させればいいのか分からない、という声をよく聞きます。ブランドカラーと写真の関係は、写真に色を塗ることではなく、写真の中に入る色を選ぶことで決まります。

この記事では、神戸と大阪で飲食店の撮影をしているcaelmaが、店のブランドカラーと料理の写真を調和させる考え方をまとめます。背景、器、光の3つの点から、順に見ていきます。

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お客様のニーズに寄り添った柔軟な対応を大切にしており、神戸エリアの飲食店の魅力を伝えられるように、撮影から編集まで一貫して行っています。映像制作だけでなく、SNSへの投稿代行も対応しております。
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飲食店のブランドカラーは写真のどこに出るのか

ブランドカラーは、写真に色を足して出すものではありません。写真の中で、色が自然に見える場所に出てきます。

背景と布に出す

料理の背景に使うテーブルや布の色は、写真の中でもっとも面積が大きく、店の印象を決める部分です。ブランドカラーが落ち着いた緑なら、背景の布を深い緑に寄せるだけで、写真全体が店の色になります。料理そのものの色は変えずに、背景で店の色を伝えられます。撮影の日に、布を何色か持ち込んで、実際に料理を置いて見比べて決めます。

ただし、ブランドカラーをそのまま背景に使うと、料理が埋もれることがあります。料理の色と背景の色が近いと、輪郭がぼやけて見えるからです。ブランドカラーは、背景の一部に使うか、少し薄めた色で使うのが、料理を引き立てる定石です。暗い色の背景は、料理の明るい色を引き立てる働きもあります。

器や小物に出す

器、箸置き、ナプキンといった小物は、料理の邪魔をせずに店の色を入れられる場所です。ブランドカラーの小物を1点だけ入れると、写真の中に店の色が自然に収まります。全部をその色にするより、1点だけのほうが料理は引き立ちます。

小物は、実際の店で使っているものを使うのが基本です。写真と実店舗で器が違うと、来店したお客様がずれを感じてしまいます。撮影のために新しく用意するより、すでに店にあるものからブランドカラーに近い色を選ぶほうが、店の雰囲気が正しく伝わります。料理の写真に、ブランドカラーの要素が少し入っているくらいの距離感が、ちょうどよい加減です。

店の色と料理の色がぶつかるとき

ブランドカラーが、いつも料理を引き立てるとは限りません。ぶつかる場面を知っておくと、撮影で避けやすくなります。

料理の色を濁らせる反射

鮮やかな赤や青の背景に料理を置くと、背景の色が料理に反射して映り込み、料理の色が変わって見えることがあります。肉や魚の色は特に繊細で、赤い光が回ると不自然に赤く、青い光が回ると冷たく見えます。白い器は周りの色を特に受けやすく、背景の色の影響をもっとも見やすい器でもあります。

反射を避けるには、背景を料理から少し離すか、背景の色を薄くします。光沢のある器は色が映りやすいので、その周りには強い色のものを置かないようにします。撮影の現場では、料理の周りに置くものの色を、一つずつ確かめながら進めます。色の映り込みは、撮影中の画面では見落としやすいので、撮った写真を拡大して確かめます。

暖色と寒色の組み合わせ

料理には、暖かい色のものが多くあります。そのため、青や緑のような落ち着いた寒色の背景と合わせると、料理が引き立つことがあります。一方、赤やオレンジの背景と暖色の料理を合わせると、全体が重たく見えて、料理が埋もれがちです。同じ緑のブランドカラーでも、黄みが強い緑か青みが強い緑かで、料理との相性は変わります。

ブランドカラーが暖色の店は、背景を白や木の色といった中間の色にして、店の色は小物で入れるとバランスが取れます。ブランドカラーが寒色の店は、背景に使っても料理の色が映えやすいので、使いやすい色です。

ブランドカラーに寄せる編集の限界

撮影後の編集でも、色はある程度整えられます。ただし、編集でできることには限りがあります。

編集で整えられること

編集では、写真全体の色合いの方向を揃えたり、彩度や明るさを調整したりできます。複数の写真を同じ雰囲気に揃えるために、色の傾向を統一するのは、編集の得意なところです。ブランドカラーに近い色味に、全体を少し寄せることもできます。色の傾向を揃える作業は、1枚ずつ見ながら、全体の並びも確認して進めます。

たとえば、全体を少し暖かい方向に寄せれば、温かみのある店のイメージに合う写真になります。写真の色の傾向が揃うと、店のSNSやメニュー表を見たときに、同じ店の写真だと一目で分かります。色の統一感は、店への信頼感にもつながります。同じ色味で並んだ写真は、見る人に落ち着いた印象を与えます。

編集では直せないこと

一方、背景や器の色そのものが違っているものを、編集で別の色に変えると、不自然になりやすくなります。料理の色まで変わってしまったり、器の影が不自然になったりするからです。色の土台は、撮るときに決めるのが基本です。撮影の段階で色の土台を作っておくほど、編集の手間も減り、仕上がりも自然になります。

編集で色を大きく動かすと、料理が実物と違って見えます。写真と違うと思われたら、お客様の期待を裏切ることになります。編集は仕上げの手段であり、色を作る手段ではないと考えておくと、失敗が減ります。

ブランドカラーを写真に活かすために決めておくこと

ブランドカラーを写真に活かすには、撮影の前に決めておくことがあります。難しいことではなく、確認は2つだけです。

色の数と使い方

ブランドカラーが複数ある場合は、どの色を主役にするかを先に決めておきます。写真の中で使える色の数には限りがあり、全部を入れようとすると、まとまりが失われるからです。主役の色、補助の色、使わない色の3つに分けて伝えます。色を絞ることは、店の印象を絞ることでもあるので、焦らず決めて構いません。

ロゴの色と店の内装の色が違うときは、写真で使うのはどちらかも確認します。お客様の印象に残るのは、実際に目にする店の色であることが多いからです。店で実際に見える色を優先すると、来店したときの印象と写真がつながります。このとき、店の人にしか分からないこだわりの色があれば、先に教えてもらえると助かります。

色見本を共有する

撮影の前に、ブランドカラーの色見本を共有しておくと、撮る側が背景や小物を選びやすくなります。ロゴのデータや、店で使っている紙のサンプルがあれば、それを見ながら色を決められます。画面で見た色と実物の色は少し違うので、できれば実物も確認します。ブランドカラーがまだ決まっていない店は、無理に決めてから撮らなくても大丈夫です。撮った写真の色の傾向から、店の色を見つけていくこともできます。

caelmaは神戸と大阪を中心に、飲食店の料理と店内の撮影をしています。ブランドカラーと料理の色の兼ね合いも、撮影の前にご相談いただければ一緒に整理します。撮影の前のご相談は無料です。

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