料理写真 高さで構図が変わる|丼・皿・グラスの撮り分け
同じ店の料理なのに、丼だけ写真が弱い。料理写真 高さの話をすると、この理由が一監で分かります。料理には高さがあり、高さが違えば、カメラを置く位置も変わります。
すべてを同じ角度で撮ると、平らな皿はうまくいくのに、深い器だけ中身が見えなくなります。この記事では、器の高さごとにどう変えるかを書きます。
目次
-
高さが変わると、見える面が変わる
-
平らな皿は上から、深い器は斜めから
-
グラスは目線の高さに近づける
-
-
同じ角度でそろえると失敗する
-
そろえるのは角度ではなく明るさ
-
メニュー表だけは例外
-
-
高さごとの撮り方
-
丼もの、麺類
-
平皿、前菜の盛り合わせ
-
-
撮る前に決めておくこと
-
出す順番を器の高さでまとめる
-
迷ったら2枚撮る
-
高さが変わると、見える面が変わる
まず何が起きているのかを整理します。
平らな皿は上から、深い器は斜めから
平らな皿は、真上から撮ると盛り付けの全体が見えます。斜めから撮ると、手前の具が奥を隠します。逆に丼や汁物は、真上から撮ると中身が見えず、ただの円になります。
器の深さで、見せたい面が変わります。深い器は斜め45度あたりから、器の内側が見える角度を探します。この一手間だけで、何の料理か伝わるかどうかが決まります。
グラスは目線の高さに近づける
ドリンクは、真上から撮ると液体が見えません。グラスの高さに近い位置から、ほぼ水平に撮ると、色と層が見えます。カクテルやパフェのように層があるものは特にそうです。
テーブルにカメラを置くくらいの低さになります。撮る人がしゃがむ形になるので、席が狭い店では通路側から狙います。
同じ角度でそろえると失敗する
一覧で並べるときの落とし穴です。
そろえるのは角度ではなく明るさ
写真を並べたときに大事なのは、角度がそろっていることではありません。明るさと色がそろっていることです。角度は料理ごとに変えてよく、むしろ変えないと中身が見えません。
角度をそろえたくなるのは、並べたときの見た目が気になるからです。そこは背景と明るさで合わせます。背景の色と光の向きを固定すれば、角度が違っても一覧はきれいに見えます。
メニュー表だけは例外
メニュー表で切り抜いて並べる場合は、角度をそろえたほうが収まります。同じ向き、同じ高さで撮っておくと、デザインの人が並べやすくなります。
Instagramやマップに出す写真と、メニュー表用は別に撮ります。用途が違えば正解も違います。1品につき2枚撮れば、両方に配れます。
高さごとの撮り方
よく出る器で具体的に書きます。
丼もの、麺類
斜め45度から、丼の内側が半分ほど見える位置を探します。真上に寄りすぎると、器の縁だけが写って中身が薄く見えます。低くしすぎると、手前の具しか見えません。
らーめんのように湯気を見せたい場合は、背景を暗く落とします。湯気は明るい背景では写りません。窓を背にせず、暗い壁を背にして撮ります。
平皿、前菜の盛り合わせ
真上が基本です。盛り付けの配置がそのまま伝わります。皿の形が丸なら、画面の中で丸が欠けないように少し引きます。
真上から撮るときは、自分の影が皿に落ちやすいです。光を横から入れて、体は光と反対側に立ちます。スマートフォンなら、腕を伸ばして体を皿の真上から外します。
撮る前に決めておくこと
段取りを決めると、時間が半分になります。
出す順番を器の高さでまとめる
丼もの、平皿、グラスと、器の高さでまとめて出してもらうと、カメラの位置を動かす回数が減ります。1品ごとに高さが変わると、その都度調整が入り、時間がかかります。
お店側でできる準備は、この順番だけです。品数が多い日ほど効きます。
迷ったら2枚撮る
真上と斜め45度、両方撮っておけば後で選べます。撮影の時間は数秒しか増えません。どちらが良いかは、並べてみないと分からないこともあります。
caelmaは神戸と大阪を中心に、飲食店の料理と店内の撮影をしています。器の高さごとに角度を変えて、1品につき使える2枚を押さえます。撮影の前のご相談は無料です。