窓のない店、地下の店で料理を撮る方法|自然光がなくても撮れる

query_builder 2026/09/11 飲食店 写真撮影
画像2097

「うちは窓がないから、きれいな写真は無理だと思っていた」という声を、神戸の雑居ビルや地下のお店でよく聞きます。料理写真の説明には「窓際の自然光で」と書かれていることが多いので、無理もありません。

この記事では、神戸で飲食店の撮影をしているcaelmaが、窓のない店で写真の色が転ぶ理由と、自然光がなくても撮れる方法、店の雰囲気を残す作り、撮影を頼むときに伝えることをまとめます。

caelma
ロゴ
お客様のニーズに寄り添った柔軟な対応を大切にしており、神戸エリアの飲食店の魅力を伝えられるように、撮影から編集まで一貫して行っています。映像制作だけでなく、SNSへの投稿代行も対応しております。
caelma
住所:

〒650-0003

兵庫県神戸市中央区山本通

電話番号:
080-5704-5319

窓がない店の写真が、なぜオレンジに転ぶのか

神戸の中央区は、雑居ビルの中や地下のお店が多く、窓のない店内で撮ることが普通です。まず、店内の照明だけで撮ると何が起きるのかを整理します。

店内の電球色は、料理の色を変える

飲食店の照明は、落ち着いた雰囲気を作るために電球色が多く使われます。目で見ているときは脳が色を補正するので気になりませんが、写真ではそのまま写り、料理全体がオレンジがかります。白い皿が黄色に、緑の野菜が茶色っぽく、刺身の赤がくすんで見えます。

スマートフォンの自動補正である程度は戻りますが、料理の色が実物と違って見える写真は、来店したときの印象との差になります。「写真より美味しそう」なら良いのですが、逆は避けたいところです。

光が上からだけだと、料理が平たく写る

もう一つの問題は光の向きです。店内の照明はほとんどが真上からで、料理の表面に影ができず、立体感が出ません。丼の具材が平たく見え、パンの焼き色や肉の焼き目が目立たなくなります。

料理写真で効くのは、斜め横か斜め後ろからの光です。窓がある店なら窓際で作れますが、窓のない店では、光を持ち込んで作る必要があります。

自然光がなくても撮れる。光を持ち込む

窓がないことは、撮れない理由にはなりません。光を持ち込めば、窓際と同じ作りができます。むしろ、天気や時間に左右されないので、安定して撮れます。

バッテリー式のストロボかLEDを、斜め後ろから1灯

持ち込む光は1灯で十分です。コンセントのない場所でも使えるバッテリー式のストロボ、または小型のLEDライトを、料理の斜め後ろに置きます。これで、窓際で撮ったのと同じ方向の光が作れます。光を柔らかくする白い布や板を間に入れると、影が硬くなりません。

店内の照明は、撮る一角だけ落とします。電球色の光と持ち込んだ白い光が混ざると、色が場所ごとに違って写るためです。営業時間の外なら、照明の一部を消すことは自由にできます。

正面からの光だけは避ける

スマートフォンの内蔵フラッシュや、カメラの正面から当てる光は、料理写真では避けます。表面が白く飛び、影が後ろに落ちて、立体感が消えます。テカリだけが目立って、美味しそうに見えません。

自分で撮る場合も、光は横か後ろから、が基本です。小さなLEDライト1つを横に置くだけで、内蔵フラッシュとは別物になります。

地下や奥の席で、店の雰囲気を残して撮る

光を持ち込むと、今度は店の雰囲気が消える心配が出てきます。料理は明るく、背景は店の空気のまま、という両立の仕方があります。

料理には持ち込んだ光、背景には店の照明を残す

持ち込んだ光は、料理だけに当たるように向きと距離を決めます。背景には店の照明が残るので、奥の壁や棚に電球色の温かさが残ります。手前の料理は色が正しく、奥はお店の雰囲気、という写真になります。

これは窓のない店ならではの作りです。窓際の明るい店では、逆にこの落ち着いた背景が作りにくいこともあります。

暗い店内は、湯気と相性がいい

暗い背景は、湯気を写すのに一番良い条件です。明るい店では背景を暗くする工夫が要りますが、地下や窓のない店は最初から背景が暗いので、斜め後ろから光を当てるだけで湯気が浮き上がります。

らーめん、鍋、蒸し料理など、温かさを見せたい品が看板のお店では、窓がないことがむしろ有利に働きます。

撮影を頼むときに伝えること

窓のない店で撮影を頼むとき、事前に伝えておくと当日が短く済むことがあります。

窓の有無、コンセントの位置、消せる照明

予約のときに「窓がない」「地下」と伝えてもらえれば、撮る側は光を持ち込む準備をして来られます。コンセントの位置と、撮る一角の照明を消せるかどうかも、分かっていると助かります。

逆に、当日になって「窓がないから撮れない」と言われる撮影は、準備が足りていないだけです。窓のない店で撮れないという理由は、本来ありません。

営業時間の外に、撮る一角を空けてもらう

光を置くために、テーブル1つ分の場所と、その周りに人が立てる余裕があれば足ります。営業前か営業後に、その一角だけ空けてもらえれば、店内の他の場所には触れません。

caelmaは神戸と大阪を中心に、飲食店の料理と店内の撮影をしています。バッテリー式のストロボを持ち込むので、窓のない店、地下の店、夜営業のみの店でも同じ作りで撮れます。撮影の前のご相談は無料です。

caelma
ロゴ
お客様のニーズに寄り添った柔軟な対応を大切にしており、神戸エリアの飲食店の魅力を伝えられるように、撮影から編集まで一貫して行っています。映像制作だけでなく、SNSへの投稿代行も対応しております。
caelma

〒650-0003

兵庫県神戸市中央区山本通