料理写真の器の選び方|白い皿・黒い皿・色のある器で料理の見え方が変わる
料理写真の器の選び方で、写真の印象は大きく変わります。同じ料理でも、白い皿と黒い皿では、色の見え方も、料理の大きさの感じ方も違って見えます。
この記事では、白い皿、黒い皿、色のある器のそれぞれが、料理写真でどう働くかを整理します。店で使っている器を替えるべきかどうかの判断材料にしてください。
目次
-
料理写真の器は、料理の背景として働く
-
器が料理の色を引き立てることがある
-
器の大きさも、料理の印象を左右する
-
-
白い皿は、料理の色をそのまま見せる
-
白い皿が向いている料理
-
白い皿で注意すること
-
-
黒い皿と色のある器は、雰囲気を作る
-
黒い皿は、料理を引き締める
-
色のある器は、店の個性になる
-
-
器を替えられない店は、どうするか
-
撮影用の器を数枚だけ用意する
-
器の色は、撮影の前に相談する
-
料理写真の器は、料理の背景として働く
写真では、器は料理の背景の一部になります。器の色によって、料理の色の見え方が変わります。
器が料理の色を引き立てることがある
料理と器の色が近いと、料理の輪郭がぼやけます。反対に、料理と器の色が離れていると、料理がくっきり浮かびます。
たとえば緑の野菜は、白い器に置くと鮮やかに見え、緑の器に置くと同化して見えます。
器の大きさも、料理の印象を左右する
大きな皿に少量を盛ると、余白が生まれて上品に見えます。小さな皿に盛ると、ボリュームが強調されます。
どちらが良いかは店の方針によります。店の印象に合う大きさを選びます。
白い皿は、料理の色をそのまま見せる
白い皿は、料理写真でもっとも使いやすい器です。色の主張が少ないので、料理の色がそのまま写ります。
白い皿が向いている料理
彩りのある料理や、色を見せたい料理には、白い皿が向いています。野菜料理や、前菜の盛り合わせがその例です。
白は光を反射するので、写真全体が明るくなります。暗い店内で撮るときも、白い皿は料理を明るく見せる助けになります。
白い皿で注意すること
白い皿は、強い光が当たると白飛びして、縁の形が消えることがあります。撮影のときは、皿の縁に光が当たりすぎないよう、光の向きを調整します。
また、白い皿に白い料理を載せると、輪郭が分かりにくくなります。背景の色を変えて、輪郭を作ります。
黒い皿と色のある器は、雰囲気を作る
黒い皿や色のある器は、料理の見え方よりも、店の雰囲気を伝える働きが強い器です。
黒い皿は、料理を引き締める
黒い皿は、料理の色を際立たせ、全体を引き締めます。黄色や赤など、明るい色の料理がよく映えます。
一方で、黒い皿は光を吸うので、暗く写りやすい面があります。撮影では、料理に当てる光を少し強めに調整します。
色のある器は、店の個性になる
青や赤の器は、料理よりも器そのものが主役になることがあります。写真に写る面積が大きいので、店のイメージを決める要素になります。
器の色が強い店では、料理の色が負けないよう、背景は無地にして、器と料理の色の関係を整えます。
器を替えられない店は、どうするか
撮影のために器を新しく買うのは、現実的でない店もあります。今ある器で、撮り方を工夫する方法があります。
撮影用の器を数枚だけ用意する
すべての器を揃える必要はありません。白い皿を1枚と、無地の器を1枚用意するだけで、撮影の選択肢が広がります。
店の器と、撮影用の器を使い分けると、写真の用途ごとに最適な見せ方を選べます。
器の色は、撮影の前に相談する
撮影を依頼するときは、料理だけでなく、使う予定の器も事前に見せておくと、当日の流れがスムーズです。器の色と料理の色が合わないときは、背景やライティングで調整します。
caelmaは神戸と大阪を中心に、飲食店の料理と店内の撮影をしています。器との組み合わせで迷うときは、写真を送っていただければ、撮り方を一緒に考えます。撮影の前のご相談は無料です。