料理撮影 1品から始める考え方|小さく試してから決める
料理撮影を頑むのに、いきなり全メニューをお願いする必要はありません。1品だけ撮ってみて、それから決めても遅くないです。
小さく始めると、写真の良し悪しだけでなく、頑む相手との相性も分かります。この記事では、1品で何を見るかを書きます。
目次
-
1品で分かること
-
営業の外に人が入る、その感じ
-
注文の伝わり方
-
-
どの1品を選ぶか
-
一番よく出るメニューにする
-
撮りにくい料理を選ぶ手もある
-
-
1品のあとに決めること
-
何品必要かを数える
-
出す場所を決めておく
-
-
小さく始めるときの注意
-
1品の結果で全部を判断しない
-
無料や格安の範囲を確かめる
-
1品で分かること
写真の出来だけではありません。
営業の外に人が入る、その感じ
撮影は営業時間の外に行います。店に人が入り、台を出し、照明をいじる。この時間が想像より長いか短いか、やってみないと分かりません。1品なら30分ほどで終わります。
この30分で、営業日に組み込めるかどうかが判断できます。無理だと分かれば、定休日に寄せる、朝に寄せるといった調整ができます。
注文の伝わり方
「もう少し明るく」「この角度で」と言ったときに、どう返ってくるか。言葉が通じるかどうかは、1品でも分かります。10品撮ってから合わないと気づくより、はるかに安く済みます。
逆に、こちらが言葉にできていない部分を汲んでくれるかも見えます。「この料理は何を一番見せたいですか」と聞かれるかどうかです。
どの1品を選ぶか
ここで結果が変わります。
一番よく出るメニューにする
看板メニューを選びます。よく出る料理は、撮った写真の使い道が一番多いからです。試しの1枚が、そのままマップのカバーになることもあります。
珍しい料理や季節限定を選ぶと、撮れても使う場面が少なく、判断材料になりません。
撮りにくい料理を選ぶ手もある
逆に、いつもうまく撮れない料理を出す考え方もあります。暗い色の煮物、湯気を見せたい麺類、照りを出したい焼き物。難しいものでどうなるかを見ます。
湯気を見せたいなら背景を暗く落とす、照りを出したいなら斜めから光を入れて背景は明るく保つ。作りが逆になるので、その説明があるかどうかも見どころです。
1品のあとに決めること
試して終わりにしないための手順です。
何品必要かを数える
いま写真が古い料理、写真が無い料理、来月から出す新メニュー。書き出すと、必要な品数が出ます。だいたいの店で10品から20品になります。
この数字が出れば、1回でまとめて撮るか、何回かに分けるかが決まります。まとめたほうが1枚あたりは下がります。
出す場所を決めておく
撮った後に「どこに使おう」と考えると、そのまま置きっぱなしになります。Googleマップのカバー、Instagramの投稿、メニュー表。撮る前に置き場を決めておくと、撮った日に配り終わります。
caelmaは神戸と大阪を中心に、飲食店の料理と店内の撮影をしています。まず1品だけ試したいというご相談も受けています。撮影の前のご相談は無料です。
小さく始めるときの注意
ここだけ気をつけてください。
1品の結果で全部を判断しない
1品は相性を見るためのものです。写真の完成度だけで判断すると、条件の良い料理だったか悪い料理だったかに引きずられます。白い皿の料理は撮りやすく、黒い器の煮物は難しいです。
見るのは、難しい条件でどう対処したかです。うまくいかなかったときに、理由を説明できるかどうか。
無料や格安の範囲を確かめる
試し撮りの費用が無料または安い場合、どこまでが含まれるかを確かめます。撮影だけか、色の調整まで入るか、データをもらえるか。ここが曖昧だと、後で話が食い違います。
試した写真を実際に使えるかどうかも、先に聞いておきます。使えないと、判断材料が減ります。